こんなときどうする?病児保育の利用判断ポイント
病児保育を利用できるのはどんなとき?基本的な対象条件
⭐︎病児保育の預かり基準
体調不良の子どもをパパやママが仕事や病気、冠婚葬祭などで保育できない理由がある。 学校や保育園、幼稚園に通学・通園している。 ※サービスや施設によっては、学校や、保育園、幼稚園に通っていない児童や乳幼児が利用できるケースもある。
発熱・咳・鼻水…症状別にみる利用判断の目安
⭐︎発熱(37.5度前後)
平熱に個人差がありますので、37.5度前後としております。
平熱は必ず面談時に確認し、定期的に保護者様へ確認を取りましょう。
⭐︎気道症状(咳、鼻水)
日常生活(睡眠・食事など)が困難である、呼吸が困難な様子であるなどの気道症状は、病児保育とします。
発熱を伴わない軽度な咳・鼻水の場合などは原則通常保育とします。
⭐︎胃腸症状:(下痢、嘔吐、腹痛など)
24時間以内に嘔吐または下痢が2回あった場合を病児保育としています。
こんなときは利用できない?注意が必要なケースとは
複数の自治体や民間サービスの案内を調べてみましたが、2024年3月現在において新型コロナウイルス感染症の場合は、病児保育サービスを利用することができません。 それ以外の感染症の場合でも、感染力の強い感染症にかかっている場合や、急性期の伝染性疾患(インフルエンザなど)は利用不可としている場合があります。
迷ったときの判断基準|かかりつけ医と相談するポイント
利用前に必ずかかりつけ医の診断及び必要な薬の処方を受けてください。診察日は原則3日以内とします。利用時にかかりつけ医の受診証明として診療明細書、領収証または薬剤情報提供文書(お薬手帳でも可)をお持ちください。
仕事とのバランスも大切に|無理なく預けるために考えたいこと
近くに祖父母などの頼れる人がおらず仕事も急に休めない場合や、仕事をしていなくて も家庭での保育が不安な時、病気の子どもを一時的に保育看護することで保護者が安心し て子育てができる環境を用意することが病児保育の目的です。無理なく預ける為に仕事とのバランスを大切にしましょう。
まとめ|いざというときに備えて、判断力をつけておこう
いざという時に備え、見学や事前登録を先に準備しておくなど病気にかかってしまった時の為に備えておくようにしましょう。