病児保育が求められる時代へ|導入のメリットと成功事例
共働き家庭の増加とともに高まる病児保育のニーズ
お仕事してる共働き家庭は子どもが病気になると肩身が狭いですし、症状が軽い子だったらお預かりしてあげたらお仕事も出られる。子ども自身も1歳から保育園・幼稚園に来てるので、「お母さんが病気になったら仕事を休む」ことを気にしてる子もいるみたいで。働いてらっしゃるお母さんが安心して仕事ができる。そして先生たちがお母さんの「よき理解者」であることが共働き家庭を支えることが出来るのです。
病児保育の仕組みとは?サービスの基本をおさらい
病児保育とは、「保護者にかわり病気の子どもを預かり、保育や看護を行なうこと」をいいます。
自治体などが実施する病児保育事業では、共働き家庭など保育が必要な子どもを対象とし、仕事を休めない親のかわりに看護師や保育士が子どもを預かりケアを行ないます。
導入のメリット①|保護者の就労継続を支援できる
病児保育事業は、保護者の子育てと仕事の両立を応援・支援することを目的としています。
子どもが病気でも仕事を休むことができない場合などは、病児保育事業を使用することで就労勤続が続けられるメリットがあります。
導入のメリット②|地域貢献・施設の信頼度アップにつながる
子どものいる保護者が就労している場合において、子どもが病気の際に病院・保育所等において一時的に保育を行う事業のことです。これにより安心して子育てができる環境の整備を図ることができるとともに、地域の保育所等への情報提供や巡回支援などを実施するなど専門性を活かした地域支援にも取り組むことができます。
導入のメリット③|ICT活用で業務負担を軽減
<メリット>
・業務負担が軽減する。
・子どもと向き合う時間が増える。
・保護者や職員同士のコミュニケーションが円滑になる。
システムが定着するまでの大変さはありますが、その後の負担軽減が最大のメリットです。また、職員間で同じデータを共有したり、保護者との連絡もスムーズになることで、コミュニケーションが取りやすくなるのも良さの1つです。
成功事例紹介|スムーズな運営を実現した保育施設の取り組み
ある園では、書類業務時間が 約65%削減された事例が!
さらに業務負担削減を実感している保育者は 約65%で
40代以上のベテラン保育者の方が効果を実感している結果に。
ルクミーシリーズを活用している認可保育園(園児数30名、職員数13名)にて写真販売、検温、連絡帳、シフト作成にかかる業務時間の時間測定およびヒアリングを実施したところ、合計の業務時間が導入前後で比較して約65%削減 となっていました。
まとめ|病児保育の導入は“選ばれる施設”への第一歩
私も病児保育を利用したいと思って電話した際に、空きがないと言われたことや、主治医の意見書をもらうために小児科に行くのが難しく、利用を断念した経験があります。今回、病児保育野の導入と新たなシステムの導入で、ハードルは下がった部分はありますが、今後、病児保育室の数や受け入れ枠が増えることで救われる保護者がいるはずです。