保護者満足度アップ!一時預かり保育のDX成功事例3選

一時預かり保育に求められる「使いやすさ」とは?

一時預かり保育の先生は子どもたちを保育する以外にも、様々な記録の管理や日誌作成、保護者との連絡対応などの事務作業も多く、業務の負担になっています。
高い業務負荷は先生の疲弊・離職につながり、保育の質低下を引き起こします。

そのため、デジタル技術を用いて現場の業務負担を軽減するとともに、データの利活用が期待できる「保育DX」の推進が進められています。

DXで何が変わる?保護者の声に応えた改善ポイント

教育DXによるデジタルツールの利用は、子どもたちの学習面におけるメリットだけではなく、保護者が学校とのコミュニケーションを取る際にも役立ちます。

教育DXを導入することで、保護者からの要望である子どもの学習進捗状況や理解度を、デジタルツールを活用してリアルタイムで確認できるようになります。
ただし、学校側が学習状況を可視化するシステムを導入していることが条件ですが、導入していれば子どもが学校でどのように学んでいるのか、得意なことや苦手なことも一目でわかるようになります。

【事例①】オンライン予約導入で受付の混乱ゼロに

受付の混雑を根本的に解決するには「予約システムの導入」が非常に効果的です。
予約システムを導入することで、来場者は事前にオンラインで参加登録を済ませ、受付時に手続きをスムーズに進められるようになります。従来のように紙の名簿を使って手作業で参加者を確認する必要がなくなるため、受付にかかる時間を大幅に短縮でき、混雑を回避することが可能です。

【事例②】連絡帳アプリで安心感と信頼感をアップ

連絡帳アプリの場合、子どもの様子を写真をすぐに送ることができます。

保護者は子どもが楽しんでいる様子を知ると安心し、保育園への信頼感につながるでしょう。

先生は写真付きで様子を伝えることで、文章で伝わりにくい様子やお迎えが重なってゆっくり話ができないときでも子どもの様子を保護者に伝えることができます。

【事例③】データ管理の一元化で職員の対応が迅速に

チーム全体のスケジュールやタスクの進行を一元化し可視化することは、プロジェクトマネージャーにとって必要不可欠です。

そればかりか各スタッフにとっても自分の作業進行の指針となり、大きな価値があります。

まとめ|保護者も現場も嬉しいDXの第一歩とは?

保育現場では、書類作成や記録作業に多くの時間が取られがちだと思います。デジタルツールやアプリを導入することで、これらの業務負担を減らすことができ、時間を大幅に削減することが可能です。

その結果、保育士は子どもと向き合う時間や、保育の準備に使える時間が増え、より充実した保育を実現できます。


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