働く・働かないに正解はない!なのに専業主婦は肩身が狭い?
共働き世帯が増える一方、専業主婦・主夫として家事や子育てを担う家庭もあります。
大切なのは、働いているかどうかで家庭のあり方を評価することではなく、それぞれの選択を尊重し、必要なときに子育てを支えられる社会ではないでしょうか。(※2026年5月27日の朝日新聞の記事を参考にしています)
「働いていない」ことへの後ろめたさ
横浜市の40代女性は、子どもが5歳くらいまではそばにいたいと考え、出産を機に会社を辞めました。
長男が小学生になってからパートを始めましたが、病気のため半年ほどで専業主婦に戻っています。
本人は家庭ごとに働く・働かないを選べばよいと考えている一方、働くことが当たり前になった社会の中で肩身の狭さを感じるといいます。
実際、男性が働き、64歳以下の妻が就業していない世帯は長期的に減少しています。
内閣府の資料でも、1985年には936万世帯だったのに対し、2023年には404万世帯となっています。
周囲と違う選択をしているだけで「これでいいのだろうか」と感じてしまうのは、少し寂しいことだと思います。
子どもと過ごすことも家庭を支える大切な役割
埼玉県の62歳女性は、結婚を機に仕事を辞め、不妊治療を経て双子を出産しました。
子どもが中学生になってから仕事を始めたものの、子どもと過ごせる時間を大切にしたいと考えて再び仕事を辞めました。
家事や育児を担ってきたことに誇りを感じているといいます。
家庭で子どもの食事を用意したり、体調を見守ったり、生活を整えたりすることも、日々積み重なる大きな役割です。
仕事をしている家庭と家庭で子育てに専念する家庭のどちらが優れているという話ではなく、家族が納得できる形を選べることが大切なのではないでしょうか。
一時預かりは「働くため」だけのものではない
子育てと仕事の関係を考えるとき、保育サービスも「働いている家庭のためのもの」とだけ捉えない視点が必要だと感じます。
専業で家事や育児をしていても、日々の負担がなくなるわけではありません。
家庭の事情や保護者の状況はそれぞれ異なり、必要とする支援の形も違います。
一時預かりのように、必要なときに子どもを預けられる選択肢が身近にあることは、家庭にとって心強いのではないでしょうか。
「仕事をしていないのだから自分で見るべき」と決めつけず、子育てを家庭だけで抱え込まない考え方も広がってほしいと思います。
家事も育児も性別を問わず主体的に
共働きが一般的になっても、家事の負担は女性に偏っているという課題があります。
しゅふJOB総研の川上敬太郎さんは、性別にかかわらず家事や育児へ主体的に関わる「1億総しゅふ化」を提唱しています。
働く人、家庭を中心に生活する人、育児と仕事を両立する人など、生き方は一つではありません。
子育てについても「母親だから」「働いていないから」と役割を固定するのではなく、家庭ごとに支え方を考えていくことが大切です。
働くことも、子どもと過ごすことも、どちらかを選んだから後ろめたさを感じる社会ではなく、それぞれの選択を自然に認め合える環境になってほしいものです。






















